2014.12.04 UP  

南米の風を☆



11月、12月の「SMILE WORLD」は、
南米の話題をお届けしています☆

11月19日と26日は、
アルゼンチン出身の栄口カロリーナさんをご紹介。
20141029

出身地のブエノスアイレスで和太鼓と出会い、
太鼓の作り方と演奏を本格的に学ぶために来日しました。
午前中は松本で日本語を学び、
午後からは岡谷で太鼓の仕事という生活を続けています。
太鼓と日本の文化についての知識を身に付け、
太鼓に関する上級の検定試験に合格し、
将来はアルゼンチンで指導者として活躍したいとのこと!
太鼓にかける情熱に、本当に感動しました。

カロリーナさんの育った
ブエノスアイレスについても教えてもらいました。
移民が多く、様々なルーツ・文化を持った人たちが暮らす
アルゼンチンという国では、
「誰でもすぐに友達になれる」のだそうです。
それぞれの人のバックグラウンドを尊重する姿勢が、
どの人の中にも、自然と身についているんですね。

ちなみにカロリーナさんのご両親は沖縄出身。
おじいちゃんおばあちゃんは、アルゼンチンでも、
普段は沖縄の言葉(ウチナーグチ)を使って生活しているとのこと。
「お母さんが作る沖縄の家庭料理と、
アルゼンチンの牛肉(とっても美味しいそう!)が恋しくなりますー」

*****

12月3日と10日にご紹介するのは、
塩尻市にあるブラジル人学校「コレージオ・ロゴス」です。
以前は県内にたくさんあったブラジル人学校ですが、
今は2校のみ。
コレージオ・ロゴスには、現在24人の
幼稚園から高校生の年齢にあたる生徒たちが通ってきてます。

後藤・パウロ・ヒデキ校長は、勉強や柔道を教えるだけでなく、
生徒たちの送迎や、給食も作っているそうです。
(給食は、日本食だったりブラジル料理だったり。)
ブラジルの皆さんは音楽が大好き!
こちらの学校でも、バンド演奏など音楽に力を入れています。
授業はポルトガル語で行われ、
卒業後は、ブラジル国内の大学に進学する生徒さんもいるそうです。

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「ブラジルの人たちの文化と明るさ、愛を伝えられたら」
と後藤校長。地元の皆さんと、もっと交流していきたいとのこと。

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元気いっぱいの子どもたち^^
幼稚園の年齢の子どもたちのクラスにお邪魔した時は、
日本語での自己紹介をしてくれたり、
1~10までの数字を日本語・英語・ポルトガル語で披露してくれたり。
その姿を思い出しては、ニコニコしてます♪


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