木村晴壽さん やっぱり「自助・共助」が大切!防災のお話
こんばんは!
夕暮れ城下町 火曜日のパーソナリティー 小出伊保です^^
今日は「みどりの日」。
祝日法の改正で4月29日から移動し、
2007年から5月4日に制定されています。
新緑がまぶしい季節を迎えるこの時季にぴったり。
例年、緑や森林に親しむイベントがたくさん行われてきましたが、
今年も多くが中止となってしまいましたね。
でも、信州はこんなに自然豊かな土地です。
普段の生活の中にもみどりがいっぱいですよね。
身近なみどりを再発見できそうです。
こんばんは、アシスタントの河野恵梨菜です!
今年のGWは天気が良かったり悪かったりと不安定ではありますが、
季節はすっかり新緑の清々しい日和となっています(*^^*)
その日によって気温差はありますが、
長野県内は生き生きとした緑の街並となっていて毎日癒やされながら働いています!
GWも残りわずかではありますが、皆さま快適にお過ごしください。
伊保の部屋のお客様は
松本大学総合経営学部 教授
地域防災科学研究所 所長 木村 晴壽 さん
今日は防災についてお話を伺いました。
近年の異常気象による自然災害や震災などに備えた法律が改定されました。
1961年の伊勢湾台風の二年後に災害対策基本法が法律として定められたのですが、
災害に関する法律は100本くらいあり、当時はこの法律に基づいた災害時の対応がありました。
その中の一つに、自衛隊の救助要請があります。
当時は、災害が起きても自衛隊はすぐに被災地に赴くことができなかったのですが、
現在はこの法律が改訂され、
災害が起きたときは自衛隊が独自の判断ですぐに被災地へ向かうことが出来るそうです。
災害時の緊急レベルは5段階ありますが、この内容も今回、大きく変わりました。
(1)レベル4の避難勧告と避難指示は、勧告だと促されてるだけにしか聞こえないので、避難指示のみの表記。
(2)レベル5とは緊急安全確保のことを意味するが、この時点で安全確保されてなければならない。
(3)レベル3に該当していた避難準備と高齢者等避難は、準備と聞くと「まだいいか」にとられてしまうので、高齢者等避難の一本化に改訂。
などなど、言葉では伝わりづらく認識しづらい言い回しを簡略化されたりと、大きな改訂があったようです。
問題点としては、この高齢者等に誰が実際に手を差し伸べて避難させてあげるかです。
この『誰が』というのは実は決まっていないという実情があり、
今回はこれを各自治体できちんと決めていくということになりました。
災害が起きた場合の判断は行政に依存するなとハッキリと言われているとのことです。
また、避難所の開放やその際にかかる炊き出しや寝具の貸し出しなども、一人あたり○○円と決まっていて、
原則1週間しか国からお金は出ませんでした。
応急仮設住宅も2年までしか保証はなく、
実際はもっと長い時間避難所を開放していなければならなかったり
仮設住宅も状況次第ではもっと長い時間必要となります。
ということで、
こちらの法律も状況によっては延長したりなどの対応に変えていくと言った内容に変更されているようです。
その時のその地域によって早めに避難したり、避難所を開放したりなど、
地域が個々で的確な判断をすることが、人命を守ることに繋がるということを木村先生に教えて頂きました!
木村先生、ありがとうございました(^o^)
今日お送りした曲は
MAN WITH A MISSION 「evergreen」
GReeeeN 「Green boys」
ゆず 「Green Green」
秦基博 「泣き笑いのエピソード」
「Tell Me, Tell Me」
「綴る」
「さよならくちびる」
アイナ・ジ・エンド 「ブルーライト・ヨコハマ」
【Alexandros】 「あまりにも素敵な夜だから」
いきものがかり 「からくり」
パスピエ 「夜の子供」
小田和正 「緑の街」
でした♪