2025.03.18 UP
こんにちは!
『まつもと日和』火曜日担当パーソナリティのあかざわみゆきです。
毎月第3火曜日のまつもと日和では
作曲家でありジャズピアニストの宮沢克郎(みやざわかつろう)さんが
マンスリーゲストとしてご登場くださっています。

第6回目の今回は
ジャズのスタイル(演奏法)についてお話を伺いました。
■リズムについて
リズム(ビート)は主に4ビートを用います。
ベースは4拍ずつ刻みます。
実際の演奏は
サックス カルテットの場合(サックス、ピアノ、ベースorギター、ドラムス)は
1.イントロはほぼピアノ
2.テーマは 全員(メロディはサックス)
3.アドリブソロ (サックス→ピアノ→ベースorギター→ドラムス)
尚、バッキング(伴奏)はハーモニーとリズムをタイミングよく入れますが、
この編成ではピアノが担当します。
ドラムソロの場合は
サックス(4小節)→ドラム(4小節)→サックス(4小節)→ドラム(4小節)
という感じの掛け合いで展開する事も多く、
『音で会話』しているようにも聞こえます。
エンディングは、いくつかのパターンがありますが、
主にピアノが沖心となって処理するということです。
■メロディについて
楽譜はメロディの上にコードネーム(C、F、G7、Am(エーマイナー)等)
がふってあり、それを目安にハーモニーを作ります。
昔のヨーロッパのバロック音楽(16世紀~18世紀頃)は
『通奏低音』という奏法が用いられ、記された低音の音を基に
和音とか自由に演奏し、更にその楽譜を即興により発展させたらしい・・・
と言われてます。
そうであれば、アドリブのジャズが近いところもあり、
とても興味深い、と宮沢さん。
引き続き、まつもと日和 毎月第3火曜日 12時40分頃からは
ジャズ初心者あかざわが宮沢さんいろいろなお話を伺いますので
次回もどうぞお楽しみに♪(^^)/
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今日お送りした曲は
ABBA – Dancing Queen
The Knack – My Sharona
Nicky Youre – Sunroof
David Bowie – Ashes To Ashes
Pet Shop Boys – Go West
リクエスト曲:宮沢克郎アルバム「SCENE」収録-EVA
Lisa Loeb – Stay (I Missed You)
Moneybagg Yo – On Wat U On
Vanessa Williams – Save the Best For Last
Vanessa Williams – Baby, It’s Cold Outside
Pharrell Williams – Happy
でした♪