2019.03.05 UP  

木村先生のお話に「田中平八」登場!!



こんばんは!
夕暮れ城下町 火曜日は 小出伊保がお送りしています^^

弥生3月、ようやく春の到来です。
「お雛様、出す?出さない?」 などど
番組中にも騒いでいましたが、
先週末に参加した中央図書館のお話会で
「今年は出してもらえない」と嘆くお雛様の紙芝居を拝見し、
ドキッ!!!
帰宅後すぐに出しました。
おかげで今年も
チラシ寿司、ハマグリのお吸い物、桜餅、ひなあられ、
美味しい物にありつけました。
目的が変わってしまっているようにも思われますが・・・

こんばんは、アシスタントの河野恵梨菜です!

雛祭りでしたね!
でも、今年も色々とバタバタしていて、
未だにお雛様出せていません・・・。
長野県では4月3日まで飾るというお話がありましたので、
なんとか出せたらいいなぁと思っています!(笑)
3月になり、少しづつ春の訪れを感じますね。
春が来る前に、卒業式や旅立ちや新年度の準備もありますが、
体調に気を付けて過ごしましょう(^^)/

本日の『伊保の部屋』ゲストは

  松本大学経営総合学部 教授  木村晴壽さん

今回は長野県駒ケ根市出身の『田中平八』という人物について
お話をお伺いしました。

彼は幕末~明治前年に活躍した謎の大商人です・・!
NHK大河ドラマ『八重の桜』にも名前が登場しました。
木村先生によると・・・

明治維新で徳川軍VS新政府軍の戦いが起こり、
最終的に新政府軍が勝利しました。
勝利した理由は軍資金が豊富にあったこと。
当時の名立たる豪商が新政府軍に援助したのです。
代わりに勝った報酬として、利権を豪商は手に入れました。
利権=政府の金庫番に任命され、
市民から集まった税金を一時期預かり、
政府へ納付するまでの期間を使って、資産運用して儲けたそうです。

明治9年に長野県が一つの県に統合され、
長野県にも金庫番が必要となりました。
そこで登場するのが、当時東京で『田中組』という金庫番を行っていた
田中平八でした。
駒ケ根市出身の彼は、見事『金庫番=為替方』として、
長野県で活躍するかと思いきや・・・
それを良しとしない長野県内の地主や商人と対立しました。
そこで、国はどちらも採用し、
2組はそれぞれ、県民から税金を預かる出張所でお勤め開始です。
この時のライバル「彰真社」が、のちの十九銀行、
そして現在の八十二銀行の前身です!
しかし実際には田中組の方が多く任されており、
やがて田中組のみが為替方になりました。

明治20年に田中平八は亡くなり、二代目が跡を継いだのですが、
あまりうまくいかなかったようです。

話は戻りますが、田中組最大のお金の元手は『地租税』でした。
この地租税を上手く運用させるために田中平八が目をつけたのが、
当時長野県内で西洋式の製糸工業が発達していた『製糸工業』でした。
そもそも国が群馬県に『富岡製糸工場』を持っていたのですが、
田中平八は、なんとこの製糸業でお金を増やそうとしたんですって!

この続きは、また次回のお楽しみに~(^^♪

今日お送りした曲は

  back number  「HAPPY BIRTHDAY」
  ポルカドットスティングレイ  「有頂天」
  空想委員会  「エール」
  Che’Nelle  「君に贈る歌 ~Song For You~」
  レミオロメン  「3月9日」
  森山直太朗  「さくら(独唱)」
  UVER world  「Touch off」
  CHAI  「Feel the BEAT」
  CHEMISTRY  「夜行バス」
  少女時代  「ALL MY LOVE IS FOR YOU」
  平井大  「THE GIFT」

         でした♪


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