2020.03.03 UP  

今こそ、危機管理のお話 木村晴壽さん



こんばんは!
夕暮れ城下町 火曜日のパーソナリティー 小出伊保です。

先週の火曜日、
松本保健所管内で新型コロナウィルスの感染者が確認され
一日も早い収束を願ったのですが、
1週間たって事態はさらに深刻になってしまいました。
昨日から一斉休校に入った小・中・高校、特別支援学校。
近所の小学校も
いつもの年なら今頃は卒業式の歌の練習が聞こえてくるのですが、
静まりかえってしんとしています。
スーパーで日中に親子連れを見かけると、
「あ、そうか」と現実を目の当たりに・・・
今はじっと耐える時、なのでしょうね。
不安を抱える日々ですが、
デマ情報に翻弄されることなく、乗り切りたいです。

こんばんは、アシスタントの河野恵梨菜です!

新型コロナウイルスの影響でお客様の来店も少なく、
皆さん自粛モードといった感じです。
極力外出を控えて、これ以上感染者が広がらないようにと、
国民一丸となって頑張っている状態でしょうか。
お店のマスクのみならず、紙製品やハンドソープ、漂白剤なども無くなり、
お店としてもお手上げ状態ですが、
前向きに明るく元気に頑張りましょうね!

本日の『伊保の部屋』ゲストは

   松本大学総合経営学部 教授  木村 晴壽さん

今日は『危機管理』についてお話を伺いました!

危機管理とは、災害や今回のような感染症、戦争や経済恐慌、
企業や政治などの不祥事などなど・・・
私たちの身の回りには、あらゆる場面で危機管理が必要とされています。

でずが、木村先生によりますと、そもそも未だに明確にこれだ!というような
危機管理に対する決まり事は確立されてないそうです。

危機管理に対して対策が投じられるようになってきたのは、
今からおよそ100年前のことで、歴史から見ても浅いんだとか。

始まりは、フランスに敗れたドイツがベルサイユ条約を結び、
フランスから膨大な賠償金を支払うように命じられた時。
賠償金を用意することが困難だったドイツは、
なんと大量の紙幣を作り出しました。
結果、激しいインフレが起きてしまい、1個250円のパンが4千億円にまでなってしまったのです!
また、薪を買うよりも紙幣を燃やした方が安いとのことで、
暖炉の火は紙幣で炊かれていました。

このフランスの一方的な仕打ちに腹を立てたヒトラーが、
ドイツ以外の国はみんな敵だと、敵対心を強くしてしまったようです・・・。

ドイツは程なくして、『経営経済学』というものを生み出します。
日本でも経済に関しての学問はあったのですが、やがてドイツの影響を受け、
さらに世界恐慌に陥ったアメリカの経済学も取り入れられていきました。
またアメリカは、この世界恐慌を機に、『保険』に対して力を入れていったそうです。

2020年の現在、まさに新型コロナウイルスでパンデミックが起きるかも?!なんて
言われていますが、
木村先生のおっしゃったように、冷静に、今できることきちんと行い、
いざという時の備えをしっかりと行っていきましょう!

今日お送りした曲は

  BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE 「ANTI-HERO’S」
  大原櫻子  「I am I」
  羊文学  「夕凪」
  WANDS  「真っ赤なLip」
  中山美穂&WANDS  「世界中の誰よりきっと」
  WANDS  「もっと強く抱きしめたなら~WANDS 第5期 ver.~」
       「世界が終わるまでは・・・」
  ロザリーナ  「百億光年」
  SARD UNDERGROUND  「愛は暗闇の中で」
  King Gnu  「壇上」
  斉藤和義  「オートリバース~最後の恋~」

でした♪


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