2020.07.07 UP  

木村晴壽さん 大雨を受けて、改めて防災のお話



こんばんは!
夕暮れ城下町 火曜日のパーソナリティー 小出伊保です^^

今日は七夕。
梅雨の最中ですから当然ながら、
「七夕っていつも晴れないなぁ」と思ってきましたが、
今年はいつにも増しての大雨です。
九州では大きな被害も出てしまいました。
わたしたちも警戒が必要です。

織り姫と彦星ほどではありませんが、かなり久しぶりの再会。
アシスタント恵梨菜ちゃん、復帰です!
スタジオの中が、番組が、パッと明るくなりました。
おなじみの“年齢差を無視した女子トーク”が止まりません。

こんばんは、アシスタントの河野恵梨菜です!

皆さんお久しぶりでございます~~~!!(‘◇’)ゞ
およそ3か月ぶりにの出演となりました!
久しぶりに伊保さんやスタッフの皆さんにお会いできて
本当に嬉しいです♪(*’ω’*)
そしてリスナーの皆さまにまたこの声を届けられることに
感動しております!
九州では豪雨による災害があり、
未だコロナウイルスは収束しておりませんが
安全第一でよろしくお願いします!

本日の『伊保の部屋』ゲストは

  松本大学 総合経営学部 教授   木村 晴壽 さん

木村先生は3ヶ月ぶりのスタジオ出演だそうで、
私も3ヶ月ぶりにお会いできました!
七夕の日にこうして直接お話が聞けて、とても嬉しいです!(^^)!

今日は、今回熊本県で起きている集中豪雨についてお話を伺いました。

木村先生によると、
気象の中で言われている『線状降水帯』ですが、
ここ10年で起きている集中豪雨の3分の2はこれが影響していると言われています。
別名では『バックビルディング現象』とも呼ばれており、
湿った空気が海から陸地に暖かい空気となって南西から吹き、
それが山に当たって上昇し、積乱雲や入道雲を作り出します。
こうして雨が沢山降るのですが、
本来積乱雲などは2~3時間程で無くなってしまうのに、
今回のような集中豪雨が起きている理由は、
常に同じ方向に向かって暖かい空気が吹いている為、
積乱雲も常に作られ続けているということだそうです。
これの要因は地球温暖化も大きく関わっているそうです。

信州は海ナシ県でもあるので、このような集中豪雨は起きづらいのですが、
昨年は予測がつかなかった水害も県内で起きましたので、
未だ解明されていない線状降水帯については、
研究者の皆さんの引き続きの解明を待たなければならないとのことです。。

前回、一級河川や二級河川のお話もありましたが、
河川法や水防法などで『洪水予報河川』『水位周知河川』というのが
定められています。
洪水予報河川は一級河川と同じで、国や都道府県が危険と見なした河川です。
ハザードマップの載せられている河川ですね。
水位周知河川は都道府県が定めた川で、水位も知事が決めており、
その水位に達したら危険なので避難しましょうとなります。

ですがこの二つの指定された危険な河川だけでもおよそ2700個、
さらに未だに指定されていない河川でおよそ2万個存在します。
しかも、ここ近年で起きた河川氾濫による水害は、
特別に指定されたものではない河川だったりするのです!

このように、日本にはまだまだ危険な河川がたくさんありますので、
今私たちにできることは、
まずは自分の住んでいる近くの河川や危険な場所はないかを
ハザードマップなどでしっかりと確認し、
万が一に備えて、いつでも避難できるように事前準備をしておくことが
大切なのかなと改めて思いました!

次回も引き続き、
災害と防災についてお話を伺っていきます。

今日お送りした曲は

  DREAMS COME TRUE  「YES AND NO」
  MAN WITH A MISSION  「Change the World」
  Pentatonix  「Pretender」
  和楽器バンド  「星月夜」
  MACO  「7月7日の今夜」
  東京スカパラダイスオーケストラ  「流星とバラード」
  夏川りみ 「見上げてごらん夜の星を」
  くるり  「Wonderful Life」
  福原遥  「風に吹かれて」
  SUPER BEAVER  「ハイライト」
  Ms’ OOJA  「7月7日、晴れ」
  aiko  「天の川」

        でした♪


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