2020.10.06 UP  

木村晴壽さん 暦のお話



こんばんは!
夕暮れ城下町 火曜日のパーソナリティー 小出伊保です^^

朝晩と日中の寒暖差が大きく、
毎日、服装選びに悩みます。
「長袖1枚でちょうどいい」というのが理想なのですが、
窓を閉め切るスタジオの中の温度は微妙です。
細かいことを言うと、
ニュースを読んでいる時とフリートークの時でも
しゃべっている熱量が変わったりします。
体温調整が難しいお年頃、
暑がったり寒がったりしている私に合わせ、
お付き合いいただいている恵梨菜ちゃんも大変です(^_^;

こんばんは、アシスタントの河野恵梨菜です!

今朝の安曇野方面の気温は8℃でしたので、
車内の暖房をガンガン点けて運転していました!
薄いセーターも着ていましたが、
日中の気温はじわじわと暑くて、
着ているセーターを脱ぎたくなりました(笑)
生放送が始まってしゃべりだすと体温も上昇して
暑くなりますので、
伊保さんの冷暖房調整は助かっております(^^♪

本日の『伊保の部屋』ゲストは

  松本大学総合経営学部  教授  木村晴壽さん

今日は暦についてお話をお伺いしました!

10月8日は寒露です。
よく「暦の上では・・・」という言葉を聞きますが、
江戸時代の旧暦の話なんだそうです。

寒露や大寒など色々な言葉がカレンダーにも書いてあり、
その中には春分や秋分もありますよね。
実は、春分や秋分は旧暦ではなく、
実際の太陽と地球の動きに合わせているそうです。

旧暦は太陽暦ではなく、太陰太陽暦を使用しているとのこと。

そもそも太陰とは、月と地球の動きによって決められていたので、
月の満ち欠けで日数(日にち)が読まれていました。
ところが、実際の月の動きでいくと、
なんと日数は29.5日しかないのだとか!
これだと、年によって日数にとんでもないズレが発生します!

そこで昔の人は、1年で11日ズレる、3年で33日ズレるなら、
3年目に13ヶ月作って調整すればいいじゃんと考えました。
じゃあ13ヶ月目はどう数えるの??
3月のあとに入れよう!ということで、3月、「うるう3月」と
数えたそうです。
この「うるう3月」が旧暦の数え方になってるんですね。

ところが明治5年、
なんと政府は法令で「今度の12月3日からは明治6年の1月1日でーす!」と
決めてしまいます。
つまり、外国の太陽暦の数え方を採用しました。
お給料もかつての年貢(年収)から月給制に変えてしまいますが、
雇手に13ヶ月分のお給料は毎月出せないと思い、
明治5年の11月にこの法令を発表し、翌月には無理やり発令しました。。

今では当たり前の12ヶ月ですが、
このように昔は太陰暦と太陽暦の混在する時代があったんですね。
当時の国民は本当に大混乱だったと思います・・(*_*;

皆さんも旧暦をどこかで目にした際は、
このようなこともあったんだなぁと思いを馳せてみて下さい。

今日お送りした曲は

  DA PUMP  「Fantasista ~ファンタジスタ~」
  大原櫻子  「# やっぱもっと」
  斉藤和義  「月光」
  あいみょん  「空の青さを知る人よ」
         「マリーゴールド(弾き語りver.)June.2020-」
  DISH//    「猫」
  あいみょん  「裸の心(弾き語りver.)」
  FANTASTICS from EXILE TRIBE  「Wing Road~未来へ~」
  JUJU  「LA.LA.LA LOVE SONG」
  BRUE ENCOUNT 「ユメミグサ」
  片平里菜  「HEY!」
  ストレイテナー  「月に読む手紙」

         でした♪


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