2021.03.02 UP  

松本大学総合経営学部教授 木村晴壽さん 消火器のお話 



こんばんは!
夕暮れ城下町 火曜日のパーソナリティー 小出伊保です^^

3月に入りました。
昨日までの4月並みの春の陽気から、今日は春の嵐。
乾燥していた空気を潤してはくれましたが
風もかなり強く吹きつけていましたね。
今週は松本地域の高校の卒業式のピーク。
出席者を制限したり、間隔をあけたりと
感染防止対策を行っての式のようです。
今年の卒業生は、
思い通りの高校生活にならなかった学年かもしれません。
でもこの経験もきっと無駄にはならないと信じて、
前を向いて歩いてほしいです。

こんばんは、アシスタントの河野恵梨菜です!

今朝は12℃という春並みの暖かさで、
上着はいらないかなぁと思いながらも一応羽織ってきたら、
午後から一気に気温が下がりだしました。
気温が一日の中であっという間に1桁になり、
今は真冬並みの寒さです…。
一日の中でこれだけアップダウンかあると体調を崩しやすくなりますので、
お出かけの際はこまめに天気予報をチェックした方が良さそうですね。
もう3月ですよー!
卒業生の皆さま、おめでとうございます!

本日の『伊保の部屋』ゲストは

  松本大学総合経営学部 教授 木村 晴壽さん

木村先生は、4月からはなんと
地域防災科学研究所の教授に就任されます!
春から松本大学に、防災専門の研究機関が設けられるそうで、
木村先生は防災について研究されていくそうです。

さて今回は、消火器についてお話をお伺いしました!

乾燥するこの時期は火事などの事故や災害も多く、
消火器は絶対設置すべき防災器具の一つですね。

木村先生によりますと、
消火器にはきちんとした法律で決められたルールがあるそうです。
一般的に設置されている消火器は赤ですが、
赤色は25%以上必ず使用しなくてはなりません。
最近は真っ赤だけではなく
銀色と赤色のコントラストの消火器などもありますね。
消火器の設置が義務付けられていない一般的なご家庭の消火器は、
義務付けられていないこともあり、
もはや赤色ではないおしゃれな柄のものもあります(笑)

そして、
最近の消火器は噴射するとピンク色の粉が出てくるそうなんです!!
驚きです!
私の時は白い粉末でしたー!!

実はこのピンク色にもちゃんと意味があるんです。

火事には、木材などからの出火、油からの出火、
そして漏電などによる電気の出火と3種類があるのですが、
ピンク色の粉の消火器は全ての出火を消すことができます。
白い粉や白い泡が出てくるものは、
成分的には主に油による火災に一番効果があるそうです。
特に泡のものは、主に石油タンクのある場所、
そして空港などに多く設置されているそうです。

でも実は、この泡のものは発がん性物質の成分が入っているそうで、
現在の法律では使用禁止となっています。
ですが実際には、消防署などにこの原液がたくさん保管されており、
今もあちこちに泡の消火液は存在しています。
実際処分するには膨大な費用がかかるため、
今ある在庫に関しては使用してもOKだそうです。
つまり、無くなり次第終了という形です。

最近の消火器からはピンク色の粉末が出てきて、
このピンク色の粉末は一通りの火災に全て対応できる成分となっていますが、
あくまでも一時的な鎮火の場合もあります。
(分厚い布団などが燃えていた場合、完全に消しきれないことがあります。)

消火器一つとっていろいろな決まり事や細かい諸事情がたくさんありますよね!
今回も興味深いお話がたくさん聞けました\(^o^)/
木村先生、春からも引き続きよろしくお願いします☆

今日お送りした曲は

  フジファブリック  「楽園」
  緑黄色社会  「結証」
  SixTONES  「僕が僕じゃないみたいだ」
  森内寛樹  「夜に駆ける」
        「君はロックを聴かない」
        「Automatic」
        「アイノカタチ」
  ヨルシカ  「嘘月」
  Kis-My-Ft2  「Luv Bias」
  アイナ・ジ・エンド  「死にたい夜にかぎって」
  MONKEY MAJIK  「星一粒」
  須田景凪  「ゆるる」

         でした♪


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