2021.07.06 UP  

木村晴壽さん 今、改めて 防災への意識を!



こんばんは!
夕暮れ城下町 火曜日のパーソナリティー 小出伊保です^^

今日は「サラダ記念日」。
私たちの年代はすぐにピンとくる、俵万智さんの一句

 この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日

からきています。
1987年に発表した歌集「サラダ記念日」は大ヒット!
ベストセラーとなりました。
当時、口語体を交えた新鮮な感覚の短歌は画期的でした。
今また、短歌や俳句がブームですよね。
限られた音で表現する芸術の世界。
いつかしっかり勉強してみたいと思っています。

こんばんは、アシスタントの河野恵梨菜です!
あっという間に7月になりましたが、
まだまだぐずついたお天気が続いています。
夏の風物詩の蝉の声も未だ聞こえてきませんが、
梅雨が明ければ、うだるような暑さがやってきますね。
今から色々と対策を練りながら、
間もなく訪れる夏を乗り切りたいと思います!

本日の『伊保の部屋』ゲストは

  松本大学総合経営学部 教授
  地域防災科学研究所  所長    木村 晴壽さん

今月3日に発生した、静岡県熱海市の土石流災害について
お話をお伺いしました。

今回の災害が起きたとき、警戒レベル3が発動されていました。
これは、高齢者等避難という新たな括りとして示されており、
高齢者の方や身体が不自由な方は避難しましょうという意味です。
本来ならば、この時点で他の方も避難の準備をしなくてはならなかったのですが、
実際には未だ行方不明な方もおられる状況です。

今回問題となったのは、災害が起きた場所に誰が住んでいて誰が行方不明なのか。
そのことを県や市が把握しきれていない状況が起こっていたことと、
NHKニュースにて行方不明者の公表を行ったところ、
およそ60人のうち40人ほどの方が無事であることがすぐわかったことです。

木村先生によりますと、
住民基本台帳に名前があっても実際には住んでいなかったことや、
隣組や地域での連携が取れていなかったことが原因なのではということです。

そもそも今回の災害の重要なポイントとして、
この土石流災害が、住宅地を開拓する際に盛土をしていた場所から起こった可能性があるということです。

この件に関しては現在も調査中ですが、
政府としては、全国の盛土に関しても調査をするとの見解を示しています。

このように、毎年梅雨の時期になると様々な災害が起こるので、
自分たちで身を守れるようにと、
気象庁は『キキクル』というハザードマップのような機能を持った災害情報を作成しました。
『キキクル』で検索すると、
自分の住んでいる場所の、地震や水害、土砂災害などが起こる可能性が示されているそうです。
事前にこういった機能を有効活用して頂き、
一人一人が早めの判断を行えれば
行方不明者や犠牲者を出すことがなくなるのではないかと、
木村先生のお話からうかがい知ることができました。

備えあれば憂いなしとはまさにこのことですね。

今日お送りした曲は

東京事変  「赤の同盟」
MAN WITH A MISSION  「INTO THE DEED」
Aimer  「7月の翼」
Godiego  「銀河鉄道999」
桑田佳祐  「波のりジョニー」
TUBE  「あー夏休み」
あいみょん  「青春と青春と青春」
SEKAI NO OWARI  「スターライトパレード」
和楽器バンド  「Star light」
ビッケブランカ  「夏の夢」
手嶌葵  「流星」
平井大  「星にのせて」

でした♪


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