2021.07.15 UP  

糸井重夫先生「最低賃金」「労働生産性」「高等教育進学率」をキーワードに



皆さん こんばんは!
いわゆる梅雨っぽい長雨がなかったようなので
梅雨明けしましたと言われても『え?』

そんな7月も折り返し・・・

さて

本日は久しぶり市川部長もご出勤!(^^)
ポンコツ感もパワーアップしてお届けします。

木曜夕暮れ城下町唯一のきちんとしたコーナー
「かずおの部屋」

お客様はお馴染み
松本大学 松商短期大学部の糸井重夫先生に
お話をうかがいました。

今日はちょうど最低賃金が二十八円引き上げられ930円になるということで
『最低賃金』『労働生産性』『高等教育進学率』をキーワードに
色々とお話しいただきました。

なんと意外でしたが、日本の最低賃金は
アメリカよりは高いものの、オーストラリアの1419円に比べて低いとな!
一方メキシコなどは時給154円!!!、国によっては
最低賃金の規定がない国もあるということで
時給額はほんとうに様々です。

賃金や時給は与えられた時間でどれだけの付加価値を生産するのかという
『労働生産性』にも大きく影響する訳で

これも意外だったのは、日本の生産労働性を見るとOECD諸国の平均以下で、
アイルランドやルクセンブルクに比較してなんと半分以下だそう。

つまり日本人が1時間でする仕事をその半分の30分以下で
行える国があるということ。

ということは『最低賃金』を高めるためには
まず『労働生産性』を高める方が先
という考え方も成り立ちます。

なので

多くの先進国では
『労働生産性を高め賃金を増加させるために高等教育進学率を高める』
という政策を行なっているほどその重要性はいかばかりでしょう。

オーストラリアは三十年前の高等教育進学率25%が
現在はなんと96%まで上がっているそうです。

遅まきながら我が国でも高等教育を充実させることで
AIに代替されない仕事に従事する人材を育成しようという
考えから、高校の無償化、大学進学者への
経済的支援を開始したそうです。

うーん、そうかー。

やはりこうしてお話していただくと
『何故教育?』
ということが本当に腑に落ちます。

さすが糸井先生、本日も素晴らしいお話を
ありがとうございました。

番組終了後、部長市川と真面目に
色々と先生のお話を復習しました!

<今日のイカすジャズと昭和の歌謡曲>
●アート・ファーマー
フーノウズ
ビヨンド
サンシャインインザレイン

●デューク・エリントン
コットンテイル
ザ・ブルース
ホークストークス

●南沙織
17才
色づく街
さらば恋人

●カーペンターズ
雨の日と月曜日は


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