2021.08.03 UP  

木村晴壽さん ブルーインパルスと防災のお話



こんばんは!
夕暮れ城下町 火曜日のパーソナリティー 小出伊保です^^

今日はハチミツの日。
松本市では街中のビルの屋上で養蜂をしているのが有名ですよね。
もうずいぶん前から夏場は日焼け予防のために、
屋外に出るときは黒ずくめで過ごしているのですが、
大きな日除けの帽子とアームカバー姿をママ友に
「養蜂家さんみたい!」と言われたことを思い出しました。
おいしいハチミツを採るためのご苦労にはとても及びませんが・・・
松本産ハチミツが全国区になる日が楽しみです。

こんばんは、アシスタントの河野恵梨菜です!

連日の暑さで、
コンビニではアイスや冷たい飲み物が毎日大量に売れています。
外で働かれている方やオリンピックで外の種目に参加されている選手の皆さんは、
この暑さにかなり参っているのではないでしょうか?(^_^;)
熱中症対策を徹底しましょう!
こまめに水分補給をして頂き、ご自宅にいらっしゃる方は
早めにエアコンを使用してください。
無理なく、8月も頑張りましょうね!

本日の『伊保の部屋』ゲストは

  松本大学経営学部 教授 
  地域防災科学研究所 所長  木村 晴壽  さん

今日は木村先生にブルーインパルスのお話をお伺いしました。

木村先生もオリンピックはTVでご覧になっていたようで、
特に注目したのが、
開会式の日にブルーインパルスが空を飛び、
青空にオリンピックのマークを描いたところです。

ブルーインパルスは通常は、白いスモークしか出しません。
これは、きちんと法律でも定められているそうです。
今から57年前の東京オリンピックでも、
ブルーインパルスがオリンピックマークを綺麗に描き出しました。
ところが、このときに使用したカラースモークの染料が空から地上に落ち、
この染料が特殊なオイル染料だったため、
地上の車や家などに落ち、それが落ちない!!という
問題が起きてしまったのです。
この被害を受けた住民の中には国へ訴訟を起こした人もいたようです。

これを機にブルーインパルスはカラースモークを使ってはならないと定められました。

しかし今回、ブルーインパルスはカラースモークを使用しています。
このスモークは地上に落ちる前に、空中で解消されてしまうという染料となっているので、
今回は地上に落ちることなく無事に終わったようです。

その他にも、ブルーインパルスが空を飛ぶ際に
演目として横転したり反転したりといった行為も、
住民から危ないですよという声が上がり、
厳密に言えばやってはいけないのですが、
オリンピックの際は、名目としては『実験』という括りとして許可が降りたそうです。

ブルーインパルスは、
10年前の東日本大震災のときに被災しています。
正確に言えば、被災したのはブルーインパルスのいた松島基地でした。
この震災の日は、たまたまブルーインパルスは九州の方へ出張していたそうで、
基地には通常の自衛隊の戦車や飛行機、
ブルーインパルスの中では予備の1機が浸水したとのことです。
ブルーインパルスは助かったものの、
震災当時は自衛隊までもが被災していたので、
当然ながら被災地へ赴き、救助をすることが困難でした。

だからこそ木村先生は、
震災が起きたときは皆同じように被災しているのだから、
自助共助という言葉の通り、地域が一致団結して、
自分たちの判断で備えて、いざというときは避難しなくてはならないということでした。

皆さんも、ブルーインパルスをTVなどで見かけた際は、
木村先生の防災のお話のことも思い出してみてくださいね。

今日お送りした曲は

スカイピース  「今日まで生きたあなたへ」
EXILE THE SECOND  「Summer Lover」
上白石萌音  「青空」
プリンセス・プリンセス  「世界でいちばん熱い夏」
サザンオールスターズ  「八月の詩」
井上陽水  「少年時代」
SILENT SIREN  「八月の夜」
SHISHAMO  「明日の夜は何が食べたい?」
米津玄師  「海の幽霊」
コブクロ  「両忘」
真心ブラザーズ  「サマーヌード」
Chou Cho  「ニュームーン」

でした♪


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