2021.09.30 UP  

お馴染み!カウンセラー伊藤かおる先生『キャリアドリフト』のお話



皆さんこんばんは!
夕暮れ城下町 木曜担当
ジャズマスターの伊佐津です。

9月も最終日となりました。
なんと今年もあと100日を切ったとな!

ひぇー(@@;)

そんな既に年末感に怯え始めている初老人も
唯一シャキッとする夕暮れ城下町木曜のコーナー
『かずおの部屋』
今日のお客様はお馴染みカウンセラーの
伊藤かおる先生にお話をうかがいました。

今日のテーマは前回の『キャリアチェンジ』に続けて
『キャリアドリフト』というテーマ。

キャリアドリフトとは・・・

自身の将来のキャリアについて、
あえて事前にその道筋を詳細に決めることをせず、
節目ごとに起こる変化を楽しみ、
自然の流れに身を任せるようにキャリアを過ごしていく考え方だそうです。

こうした「キャリアに身を任せる」生き方は、
日本ではまだ珍しいものかもしれません。

終身雇用や年功序列などの制度が基盤となってきた日本の企業では、
一斉に就職活動が始まって、内定時にはキャリアとノンキャリアでコースが分けられ、
年齢ごとの昇進プロセスに想像がつくようなことも少なくありません。

また、入社時の研修には「1年後の自分」「3年後の自分」「10年後の自分」の
短期・中期・長期でのキャリアプランを作るといった
事が実施されることもよく聞く話ではあります。

確かに今までは「キャリアプランニング」や「キャリアデザイン」などの言葉に表されるように、
企業はもちろん、教育の場でも日本の組織では「キャリアは決めておく」ということが重視されてきました。

自分がこれから歩む道筋、キャリアパスを明確に設定しておき、
それに沿って邁進していくことが、
ビジネスキャリアを歩んでいく上での正攻法だと考える傾向があるようですが、

教育心理学などを専門とするジョン・クランボルツ教授によれば
「計画的偶発性理論」で、

「個人のキャリアの80%は
予想できない偶発的な出来事によって成り立っている。

その偶然を計画的に設計し、
自分のキャリアを創造していく」ことが重要だとおっしゃっているそうで

この方法として提示されているのが、

「キャリアドリフト」

という考え方だそうです。

うーん

終身雇用の概念から離れられない昭和のおじさんには
新鮮な発想でした・・・。

伊藤先生、いつもありがとうございます!

<今日のイカすジャズと昭和の歌謡曲>

●福居良
Hot House
Sonor
Speak Low
Red Carpet
Love For Sale
Old Country

●榊原郁恵
私の先生
夏のお嬢さん
いとしのロビンフッド様
ロボット
アルパシーノ+アランドロン<あなた

●橋本一子
ブラックバード


コメントは受け付けていません。