2018.09.07 UP  

まつもと市民芸術館安江正之さん・ぶどう



今週は久しぶりに原山朋子がお送りしました。

今朝は少し肌寒くて長袖を一枚はおって来ました。
段々寒くなるのは仕方ないのですが
出来ればいきなり冬!!みたいなのはやめてもらいたいなぁと思いました(笑)

今日のエンターテイメント情報はまつもと市民芸術館の安江正之さんです。
安江さんからはこの秋から冬の始めにかけて行われる4つの作品をご紹介頂きました。

1つ目は「兵士の物語2018」
ストラヴィンスキーの生んだ傑作といわれるこの作品は
第一次世界大戦とロシア革命の時代、
1918年に発表された語りと演劇、バレエの総合舞台作品です。
7人の小オーケストラと、語り手、兵士、悪魔が登場し
演劇と音楽そしてバレエを一度に楽しめるこちらの作品。
凝縮された時間は本当に一瞬で過ぎてしまうそうです。

4年ぶりとなる2018年秋の上演では
語り手=石丸幹二さん、兵士=首藤康之さん、悪魔=串田和美さんが再び結集して
才能にあふれる若き7人の演奏家たちと奏でる
ストラヴィンスキーの世界を届けてくれるそうです。

2つ目は「北村明子 Cross Transit project 『土の脈』」
振付家・北村明子さんがアジア各地域のリサーチを重ねて創作に取り組む
『Cross Transit』プロジェクト最新作です。
土地ごとの音楽や身体の所作に受け継がれている
(トランジット)「種」を融合(クロス)させるという舞台だそうです。

コンテンポラリーダンスというと、とても難しそうに見えてしまいますが
お稽古で「こういう感じで」という言葉が瞬時に踊り手によって
舞踊になっていくのを見て、安江さんは心を揺さぶられたとお話してくれました。
見たら虜になってしまう!と力を込めておススメしてくれましたよ!

3つ目は「ゲゲゲの先生へ」
紀伊國屋演劇賞受賞など、現代日本演劇を牽引するイキウメの前川知大さんによる
書下ろし新作公演の、松本公演です。
現実の中の異界を描き続ける前川さんが「水木しげるの世界」をモチーフにします。
あくまでもモチーフということで水木しげるさんの作品の人気キャラクターなどは
出てこないそうです(笑)
水木しげるさんの世界観や人生観などが作品の核になっているそうですよ。
個性豊かな実力派キャストが揃った舞台はチケットが残りわずかになってきているそうです。
お問い合わせ。お買い求めはお早目に!!

4つ目はTCアルププロジェクト「人間ども集まれ!2018」
手塚治虫原作「人間ども集まれ!」は
1967-68青年コミック誌「週刊漫画サンデー」(実業之日本社)に連載された
大人向けナンセンス風刺マンガです。
この作品は、約50年前に書かれたとは思えない今現在の世界の状況を映し出しています。

TCアルププロジェクトでは、2016年に演出・脚本・翻訳など
幅広い分野で活躍する木内宏昌さんを迎えて上演したこの作品を
この秋、新たな物語として立ちあげるそうです。

前回観た方は続編的な楽しみ方も出来る作品に仕上がっているそうで
初めての方も勿論楽しめるそうです。
前回は回を追うごとに私の周りでも評判が広がっていった作品で
私も観に行くのがとても楽しみです。

「新鮮市場情報 まつもとデリシャスマーケット」
今日は㈱長印 藤沢秀樹さんに今旬の果物「葡萄」についてうかがいました。

今の一番出荷量の多い葡萄は「ナガノパープル」で
実は藤澤さんが一番好きな葡萄だそうです。
甘くて果汁がたっぷりなのが特徴で
皮ごと食べられて種が無いというとても手軽に食べられる葡萄です。

そして松本地域を含めた中心地区で多く作られている「ナイアガラ」や
「シャインマスカット」はこれから市場に最も多く出てくるそうです。
ナイアガラは中信地区で多く作られているんですねー。

珍しい品種としては「黄華」
松本が作られた品種で黄白色でくせが無くさっぱりした味だそうです。
こちらも皮ごと食べられて種の無いぶどうです。
これからスーパーなどに多く並ぶそうです。

今日の曲
~Buena Vista Social Club~
「Chan Chan」
「Orgullecida」
「De Camino a La Vereda」
「Dos Gardenias」
「El Cuarto De Tula」
「Amor De Loca Juventud」
「Candela」
「Y Tu Que Has Hecho」
「Buena Vista Social Club」

藤原さくら「Good morning」


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