ジャズピアニスト・作曲家 宮沢克郎さん(第3回目)
こんにちは!
『まつもと日和』火曜日担当パーソナリティのあかざわみゆきです。
毎月第3火曜日のまつもと日和では
作曲家でありジャズピアニストの宮沢克郎さんが
マンスリーゲストとしてご登場くださっています。
第3回目の今回は
・ジャズの演奏、表現の仕方について
・歴史と共に生まれる音楽スタイル~ラグタイム~について
お話を伺いました。
先ずは特徴的な奏法とJAZZ の編成について。
一人はソロ、二人はデュオ、三人はトリオ、四人はカルテット、五人はクインテット、
それよりも人数が増えて、六人から八人になるとコンボ、それ以上の大人数になると
ビッグバンドと呼ばれます。
使用される楽器も人数によって変わり、
ソロ:ピアノ・ギター
デュオ:ピアノ・ベース(コントラバス)
トリオ:ピアノ・ベース・ドラムスorギター
カルテット:ボーカル・ピアノ・ベース・ドラムスorトランペット
ボーカルの代わりにトランペットが入ることもあるそうです。
ジャズはとても自由な音楽で、その時に浮かんだメロディ、リズムを奏でるので、
とても素直で自然な表現方式で、演奏者の個性がストレートに発揮されます。
その分、長年の訓練は必要だそうで、
ジャズミュージシャンは皆、クラシックとは異なる事を勉強し練習するそうです。
続いてが歴史と共に生まれる音楽スタイル~ラグタイム~について。
「Rag」=歪んだ、不揃いな、均等でないが
ユーモラスなリズム~Syncopation(シンコペーション)と言います。
代表的な楽曲としてはアメリカテキサス州の作曲家でピアニストの
スコット・ジョプリンの『エンターティナー』が有名です。
西洋のマーチをベースに黒人特有のリズムが加わりますが、
アドリブ(即興演奏)はほとんど無かったため、
ジャズ(自由度が高い)が登場し、ラグタイムは次第に衰退していったそうです。
驚いたのは、音楽に詳しくない自分も知っていた『エンターティナー』が
ラグタイム特有のシンコペーションを特徴とした楽曲だったということ。
それを踏まえて、改めて聴いてみたいと思ったあかざわです(^^♪
ジャズの歴史を知ってから聴くジャズは、一味違ったものになりそう。
引き続き、まつもと日和 毎月第3火曜日 12時40分頃からは
ジャズ初心者あかざわがいろいろなお話を伺いますので
次回もどうぞお楽しみに♪(^^)/
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今日お送りした曲は
James Brown – Living In America
Paper Lace- Billy Don’t Be A Hero
Marilyn McCoo & Billy Davis Jr- You Don’t Have To Be A Star (To Be In My Show)
10cc- The Things We Do For Love
Earth,Wind & Fire- Fall In Love With Me
宮沢克郎アルバム「SCENE」収録-カイロ組曲スフィンクス~ミラクル・オブ・ファラオ(リクエスト曲)
Seals & Crofts- Diamond Girl
Kiss- Hard Luck Woman
Tom Robinson Band- 2-4-6-8 Motorway
でした♪