ジャズピアニスト・作曲家 宮沢克郎さん(第4回目)
こんにちは!
『まつもと日和』火曜日担当パーソナリティのあかざわみゆきです。
毎月第3火曜日のまつもと日和では
作曲家でありジャズピアニストの宮沢克郎(みやざわ かつろう)さんが
マンスリーゲストとしてご登場くださっています。
第4回目の今回は
・ジャズの舞台(ニューオリンズ~シカゴ~ニューヨークへ)の移り変わりについて
お話を伺いました。
この歴史の移り変わりについて外せないのが
ジャズの父『ルイ・アーム・ストロング』について。
ニューオリンズジャズの代表的人物は、ルイ・アーム・ストロング、通称=サッチモです。
トランペット、ボーカル、スキャットを操るエンターテイナーでジャズの父とも言われる彼ですが、
少年期にはピストルを発砲して少年院に送られてしまいます。
しかし、その少年院のブラスバンドでコルネット(トランペットに似た楽器)を吹き、上達。
その後、町のパレードなどで演奏して人気となります。
少年院を出たあと、自分のパンド「ホットファイブ」を結成し、レコードを出し、さらに有名になっていきます。
この「ホットファイブ」はトランペット、トロンボーン、クラリネット、バンジョー、ピアノ(彼の妻)の
5人編成のバンドでした。
彼らは拠点をニューオリンズ~シカゴ~ニューヨークと移しながら、
アメリカの各地にジャズを広めていきました。
時代背景は1929 年、ニューヨークで株価が大暴落し、史上最大の大恐慌=世界恐慌に。
1920年からアメリカで施行された法律「禁酒法」によって密造や密売、
密輸が横行し、ギャング同士の勢力争いなども治安悪化の一因となっていましたが、
そのギャングと結びつきヤミ酒を出したキャバレーで、ジャズは大流行する。
ニューヨークではデュークエリントン(ビッグバンド)
カンザスシティではカウントベイシー(ビッグバンド)
シカゴではベニーグッドマン
というように、大編成のジャズのスタイルが生まれ、
新しいムーブメントが生まれていきました。
ジャズが流行した背景に、中学生の時に世界史で学んだ
『世界恐慌』が関係していたことに驚いたあかざわです。
ジャズの歴史を知ってから聴くジャズは、一味違ったものになりそう。
引き続き、まつもと日和 毎月第3火曜日 12時40分頃からは
ジャズ初心者あかざわが宮沢さんいろいろなお話を伺いますので
次回もどうぞお楽しみに♪(^^)/
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今日お送りした曲は
U2 – Beautiful Day
Gwen Stefani – Hollaback Girl
Franz Ferdinand – Take Me Out
Keane – Somewhere Only We Know
Travis – Why Does It Always Rain On Me_
リクエスト曲:宮沢克郎アルバム「SCENE」収録-夢の中で
Kate Nash – Foundations
Liberty X – Just A Little
Billy Ocean – Loverboy
Billy Ocean -Get Outta My Dreams Get Into My Car
The Strokes – Last Nite
でした♪