教えて!征矢さん!菊池事件をめぐる「特別法廷」判決の問題点について
こんにちは!
まつもと日和 木曜日のパーソナリティー 小出伊保です^^
今日は啓蟄。
冬ごもりしていた虫たちも土の中から出てきて活動を始めます。
春の二十四節季の中でも、
本格的な春の始まりを強く感じさせてくれる季語ですよね。
イベントや行事、外出が自粛され、
人々は「巣ごもり」状態となっている現状はありますが、
窓を開けて外の空気を吸って空を見上げてみるだけで、
気持ちが明るくなります。
こんな時だからこそできることもあるはず。
頑張りましょう!
毎月第1木曜日は 「教えて!征矢さん!」
征矢法律事務所 弁護士 征矢 芳友 さん に お話を伺っています。
世の中は新型コロナウイルスの話題で持ち切りですが、
今日はそこから少し離れて、
1952年の「菊池事件」を巡る国に対する訴訟の判決で
熊本地裁が「違憲」とする初めての司法判断を示したことを受け、
ハンセン病患者と特別法廷についての法律上の問題について伺いました。
まずは、再審請求が認められなかったこと。
判決は菊池事件の再審自体は認めませんでした。
原告は法律上再審請求が認められている元被告の親族などではなく、
再審請求するかの判断にも検察の裁量権を広く認めています。
また、「憲法違反」を法廷が下したならば、
裁判のやり直しが当然ではないのか。
本来人権を守るべき法曹がハンセン病に対する差別と偏見で
人権侵害を犯したと言わざるを得ません。
検察には菊池事件の再審請求を、
また、再審制度の抜本的な見直しを早急に求めたいとのことでした。
今日も複雑な問題をわかりやすく解説してくださいました!
今日お送りした曲は
Tomorrow X Together 「9と4分の3番線で君を待つ」
WANDS 「真っ赤なLip」
BALISTIK BOYZ from EXILE TRIBE 「ANTI-HERO」
大原櫻子 「Shine On Me」
さだまさし 「防人の詩」
斉藤和義 「アレ」
羊文学 「恋なんて」
吉田拓郎 「ビートルズが教えてくれた」
tricot 「真っ黒」
「potage」
ロザリーナ 「I.m.」
MISIA 「アイノカタチ」
Official髭男dism 「ビンテージ」
でした♪