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ジャズピアニスト・作曲家 宮沢克郎さん(第5回目)
こんにちは!
『まつもと日和』火曜日担当パーソナリティのあかざわみゆきです。
毎月第3火曜日のまつもと日和では
作曲家でありジャズピアニストの宮沢克郎さんが
マンスリーゲストとしてご登場くださっています。
第5回目の今回は
1940年からのアメリカのジャズシーンについて
お話を伺いました。
第二次世界大戦が始まる中で、ジャズのスタイルは
主に「スウィングジャズ」へ変化していきます。
これは親しみやすくノリやすい=親しみやすさから
人々を勇気付けるということでラジオでもジャズがよく流れ、
レコーディングで初のジャズレーベル「ブルーノート」が
1939年にニューヨークで誕生しました。
後に、スウィングジャズに飽きてきた
若手ミュージシャンたちが新しい音楽を追求していく中で
ジャズムーブメントが起こり
「Be-Bop(ビバップ)」というスタイルが生まれました。
「Be-Bop(ビバップ)」はスウィングより音数が多く、
スピード感が増し、より芸術的なジャズ、複雑な音使いで
複雑なリズムを用いたジャズでした。
ビッグバンド出身の腕利きの若いミュージシャンが
ニューヨークの52番街に集まり、
Jam Session(ジャムセッション)を始めました。
ビッグバンド等の仕事を終えた後、
夜な夜なアフターアワーズ(営業後)で
それまでの鬱憤を爆発させていました。
当時の代表的なミュージシャンは
チャーリー・パーカー(アルトサックス)、
マイルス・デイヴィス、ディジー・ガレスピー(トランペット)、
セロニア・スモンク(ピアノ)です。
めくるめくアドリブで1曲20~30分かけることもあり、
新し過ぎて最初はなかなか大衆に受け入れられませんでしたが、
「なんか違うぞ?」
「何だか面白いぞ?」と
徐々に聴衆の興味を引いていきました。
『第二次世界大戦』の最中、
人々を勇気づける楽曲でもあったジャズ。
ジャズの歴史を知ってから聴くジャズは
また一味違ったものになりますね。
引き続き、まつもと日和 毎月第3火曜日 12時40分頃からは
ジャズ初心者あかざわが宮沢さんいろいろなお話を伺いますので
次回もどうぞお楽しみに♪(^^)/
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今日お送りした曲は
The Beatles – Help!
Hot Chocolate – You Sexy Thing
The Darkness – I Believe in a Thing Called Love
04.Rod Stewart – Da Ya Think I’m Sexy
Earth, Wind & Fire – That’s The Way Of The World
リクエスト曲:宮沢克郎アルバム「SCENE」収録-Innocent Girl
Linda Ronstadt – Desperado
Bread – Everything I Own
The Trammps – Disco Inferno
Bee Gees – More Than A Woman
Frank Ocean – Thinkin Bout You
でした♪