2021.09.07 UP
こんばんは!
夕暮れ城下町 火曜日のパーソナリティー 小出伊保です^^
今日は二十四節気のひとつ、白露。
いよいよ本格的な秋となっていきます。
残暑が厳しかった8月下旬の気温を思うと、
季節が一気に進んでいるように感じますよね。
まだまだ夏仕様の生活様式が切り替えられていませんが、
空には秋の雲、昼のセミの声から夜の虫の声、
トンボもちらほら見かけるようになり、
しっかり秋を実感しています。
こんばんは、アシスタントの河野恵梨菜です!
季節はすっかり秋となりました。
早朝4時半に起きると、夜明け前の薄暗さです。
ついこの間まで8月だったのに、
9月に入った途端秋の涼しさや装いとなり、
ここからどんどん寒くなって、
美味しいものがたくさん食べられる時期に突入です!
仕事場のコンビニにも、
芋栗かぼちゃの商品が目白押しとなっていますので、
是非ともお近くのコンビニに立ち寄ってみてください!
(*^^*)
本日の『伊保の部屋』ゲストは
松本大学経営学部 教授
地域防災科学研究所 所長 木村 晴壽 さん
今日はお電話でのご出演です。
木村さんは先日スポーツ新聞で、
セレッソ大阪の乾貴士選手の記事を見かけたそうです。
そこから『なぜ乾はいぬいと読むのか』という事をお話しようと
思いついてくださいました。
『乾』はいぬい、『巽』はたつみと読みます。
では、なぜこの漢字が使われているのか。
実はこの漢字と読み方は、
干支と方角が関係しているそうです。
十二支を24時間で当てはめて考えていた時代があり、
この十二支は方角でも使われていました。
時計のてっぺんの12時のところを『北』として、
その真反対の6時は『南』です。
さらに3時を『東』、9時を『西』とします。
さらに十二支をそこに入れていくと、
北は子(ねずみ)、東が卯(うさぎ)、南に午(うま)、
西に酉(とり)です。
6時の午の前が『午前』、後が『午後』となります。
午前と午後の文字はこの午(うま)から来てるそうです!
さらに方角を十二支に分けて考えていた中国では、
北西を『戌亥』、南東を『辰巳』と記していました。
他にも丑寅を『艮』、未申を『坤』と記して、
中国では八角の形で方向を示していたのです。
お!!!
なんと!『いぬい』が出てきましたね!
『たつみ』も出てきました!
そうなんです!
乾さんと巽さんはここから来ているのです!(^^)
さらに、いぬいの漢字が『乾』なのは、
当時の中国では北西の方は乾燥地帯だったようで、
そこから来ているようです。
さらに私たちに馴染み深い松本城にも、
この方角と十二支が使われています。
大天守の横の小さな天守があるのですが、
ここは『乾の小天守』と呼ばれています。
つまり、『北西にある天守』という意味です。
反対側には『巽の付櫓』という櫓があります。
『南東の櫓』です。
このように、
方角を別の言い方で記している場所や建物や土地はまだまだありそうなので、
是非とも皆さんも探してみてください!
あ!そういう意味かぁ〜と納得しまくりのお話でした!
木村先生にはまた来月も
興味深いお話を伺いたいと思います!
今日お送りした曲は
FAITH 「September 7th」
ASIAN KUNG-FU GENERATION 「エンパシー」
BiSH 「STAR」
藤井風 「きらり」
YOASOBI 「あの夢をなぞって」
The Weekend 「Blindino Lights」
MISIA Feat HIDE 「アイノカタチ」
土岐麻子 「September」
一風堂 「すみれ September Love」
Millet 「Originary days」
RADWIMPS 「セプテンバーさん」
竹内まりや 「September」
でした♪