2025.04.15 UP
こんにちは!
『まつもと日和』火曜日担当パーソナリティのあかざわみゆきです。
毎月第3火曜日のまつもと日和では
作曲家でありジャズピアニストの宮沢克郎さんが
マンスリーゲストとしてご登場くださっています。

第7回目の今回は
ポピュラーミュージックについてお話を伺いました。
先ず、一口にポピュラー音楽と言っても定義付けは難しく、
一般的には芸術性を追求する古典・ジャズなどと違い、
通俗的な娯楽性を伴った音楽で純音楽との対比で使われるとのこと。
1930年代頃からアメリカを中心に流行り始めたもので、
人々に気軽に受け入れられる音楽で、流行歌、ポップス、
ムードミュージック、ミュージカル、映画音楽その他あります。
ポピュラー音楽系ピアニストには
エディデューチン、カーメンキャバレロが挙げられます。
ジャズとポピュラー音楽の境は少し難しく、
ジャズのもとになる曲はポピュラー音楽を使う事も多いそうです。
アメリカ初期のミュージカル、映画音楽等の作曲家は
ジョージ・ガーシュイン(サマータイムなど)
コール・ポーター(ナイトアンドディなど)
ジェローム・カーン(煙が目に染みる)
リチャード・ロジャース(映画サウンドオブミュージックなど)
チャールズ・チャップリン(映画モダンタイムスからスマイルなど)
ちなみにこのチャップリンの『スマイル』は
キング・オブ・ポップのマイケル・ジャクソンも大好きで
カバーしていたほど。
そして最後にティンパンアレイについて。
アメリカのある時期、ポピュラー音楽の殆どを出版(楽譜を売っている)していた
ニューヨークのある地区のことを指します。
出版界の中心地で、ここに来れば色々な曲を見つける事が出来ました。
ジョージ・ガーシュインはティンパンアレイで新しい曲を探している歌手などにピアノを弾き、
この曲はこんな感じだと試奏する仕事もしていたそうです。
なるほど、今の時代は気になる曲や新しい曲は
インターネットですぐに探し出せますが、
当時の歌手はその時・その場所に行って、
作曲家がその場で演奏するメロディを聴いて、
自分が歌う新しい曲を探していたわけですね。
今回もとても興味深いお話を伺うことが出来ました。
引き続き、まつもと日和 毎月第3火曜日 12時40分頃からは
ジャズ初心者あかざわが宮沢さんいろいろなお話を伺いますので
次回もどうぞお楽しみに♪(^^)/
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今日お送りした曲は
a-ha – Take on Me
MC Hammer – U Can’t Touch This
Huey Lewis And The News – The Heart Of Rock ‘N’ Roll
LMFAO, GoonRock, Lauren Bennett – Party Rock Anthem
Kool & The Gang – Celebration
リクエスト曲:宮沢克郎アルバム「SCENE」収録-Moment
Boyz II Men – Water Runs Dry
Starship – Nothing’s Gonna Stop Us Now
Radiohead – Creep
Radiohead – Paranoid Android
One Direction; Stole My Heart
でした♪