2014.03.11 UP  

BOUSAIデイキャンプ



「まつもと日和」火曜日担当の久野恵美子です。
震災から3年。あの日のことは忘れられません。
私は小学生の頃、仙台に住んでいたので、
自分の記憶の中の東北を思うことが、とても増えました。
被災された方、あの日を境に生活・生き方が変わった方、
それぞれ、いろいろな思いを抱えていらっしゃると思います。

いざという時、私たちには何ができるんでしょうか??
今回参加してみて、実際に災害が起きた時に、
何かひとつでも動ける自分でいたい、と思いました。

今日の「なるほど!ザ まつもと」は、
先日松本市中央公民館エムウイング6階ホールで開催された、
「BOUSAIデイキャンプ」に参加してきた様子をお伝えしました。

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避難所を体験してみようというこのイベントには、
小さいお子さんをお持ちのお母さん方や、障害のある方、
外国人の市民の方などが参加して行われました。

ダンボールを敷いて個人スペースを作ったり、
テントの仮設トイレに入ってみたり、
水で戻せるお米を使った非常食を作って食べたり、
持ち出し袋に入れておくものなどの確認をしたりしました。

災害が起きた時、
「避難所に行けばなんとかなる、助けてもらえる」
という意識の方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回参加して分かったことは、
「自分の身を守るのは自分自身!
自分や家族の身を守るための備えは自分でしなくてはならない」
ということです。

松本市としても、災害のための備蓄品(毛布や食料など)は、
もちろん備えてありますが、市の人口を考えるとまったく足りません。
松本市のホームページには、各避難所の場所とともに、
備蓄品の数が載せてあるので、一度確認してみてはいかがでしょうか。
もっと備えていてもらえないの?とも思いましたが、
市として、市民全員に十分足りる量の備蓄をしておくことは、
とても無理な話ですよね。。
災害が起きてすぐに避難所が設置されるとは限らないし、
何日か経てば救援物資が届くことも考えられますが、
それまでの分、最低でも家族の3日分の備えはしておくように、
とのお話でした。

私は家に帰って、避難用持ち出し袋の置き場所の確認と、
100円ショップで携帯用トイレを買ってきました。
どれだけ準備していても、十分すぎることは無いと思います。
それぞれが意識を持ち、備えることが重要です!!

今日の曲たち。
Mr.Children  蘇生
ゆず  友~旅立ちの時
モンキーマジック  together
ドリーミング  アンパンマンのマーチ


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