BOUSAIデイキャンプ
「まつもと日和」火曜日担当の久野恵美子です。
震災から3年。あの日のことは忘れられません。
私は小学生の頃、仙台に住んでいたので、
自分の記憶の中の東北を思うことが、とても増えました。
被災された方、あの日を境に生活・生き方が変わった方、
それぞれ、いろいろな思いを抱えていらっしゃると思います。
いざという時、私たちには何ができるんでしょうか??
今回参加してみて、実際に災害が起きた時に、
何かひとつでも動ける自分でいたい、と思いました。
今日の「なるほど!ザ まつもと」は、
先日松本市中央公民館エムウイング6階ホールで開催された、
「BOUSAIデイキャンプ」に参加してきた様子をお伝えしました。
避難所を体験してみようというこのイベントには、
小さいお子さんをお持ちのお母さん方や、障害のある方、
外国人の市民の方などが参加して行われました。
ダンボールを敷いて個人スペースを作ったり、
テントの仮設トイレに入ってみたり、
水で戻せるお米を使った非常食を作って食べたり、
持ち出し袋に入れておくものなどの確認をしたりしました。
災害が起きた時、
「避難所に行けばなんとかなる、助けてもらえる」
という意識の方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回参加して分かったことは、
「自分の身を守るのは自分自身!
自分や家族の身を守るための備えは自分でしなくてはならない」
ということです。
松本市としても、災害のための備蓄品(毛布や食料など)は、
もちろん備えてありますが、市の人口を考えるとまったく足りません。
松本市のホームページには、各避難所の場所とともに、
備蓄品の数が載せてあるので、一度確認してみてはいかがでしょうか。
もっと備えていてもらえないの?とも思いましたが、
市として、市民全員に十分足りる量の備蓄をしておくことは、
とても無理な話ですよね。。
災害が起きてすぐに避難所が設置されるとは限らないし、
何日か経てば救援物資が届くことも考えられますが、
それまでの分、最低でも家族の3日分の備えはしておくように、
とのお話でした。
私は家に帰って、避難用持ち出し袋の置き場所の確認と、
100円ショップで携帯用トイレを買ってきました。
どれだけ準備していても、十分すぎることは無いと思います。
それぞれが意識を持ち、備えることが重要です!!
今日の曲たち。
Mr.Children 蘇生
ゆず 友~旅立ちの時
モンキーマジック together
ドリーミング アンパンマンのマーチ