ジャズピアニスト・作曲家 宮沢克郎さん(第2回目)
こんにちは!
『まつもと日和』火曜日担当パーソナリティのあかざわみゆきです。
毎月第3火曜日のまつもと日和では
作曲家でありジャズピアニストの宮沢克郎さんが
マンスリーゲストとしてご登場くださっています。
第2回目の今回は
ジャズの歴史、音楽史と
12月12日木曜日に行われる宮沢さんの
ジャズライブイベントについてお話を伺いました。
先ずはジャズの起源ですが、
17世細頃(1600年代)綿花を始めとした農産物の栽培のため、
アフリカからアメリカに多くの黒人が奴隷として連れてこられました。
南北戦争が終わり、ある程度の自由を得た黒人達が広場で余興を楽しんだり、
パレードの伴奏のため軍楽隊が二束三文で売っていた楽器を使って
演奏し始めたのが始まりと言われているそうです。
また、ジャズの発祥は
19世紀末(1800年代後半)のアメリカ、ルイジアナ州ニューオリンズが
発祥の地と言われているそとのこと。
ニューオリンズはナポレオンの時代フランス(一時スペイン)の植民地で
貿易の拠点でもあった街で、
もともとアフリカから来た黒人たちは音楽好きが多く、
過酷な労働の中で歌を拠り所にしていたということです。
この生まれ持った独特なリズム感が、
西洋の楽器と交わりユニークな音楽が生まれますが、
楽譜を読める人は当時はほぼいない状況で、
讃美歌などを耳で覚えて演奏する、
メロディをフェイクさせたり(少し変えたり)するうちに、
次第に『ジャズの原形』の様なものが誕生します。
その頃の代表的なミュージシャンは「ルイ・アームストロング」で
ジャズの父と呼ばれ、エンターテイナー、トランペット奏者、ボーカル、
スキャット(アドリブを声でおこなう)を行っていました。
代表曲は『What a Wonderful World』
英語のタイトルでは「?」という方も
『この素晴らしき世界』という邦題は聞き覚えがあるかと思います。
このようにして、やがて全米に広がっていったと言われています。
ジャズは元々、奴隷にされていた人たちの僅かな楽しみの一つと知り、
なんとも切なく、それでも少しでも生きる糧として音楽を楽しむ姿勢に
生きる強さを感じたあかざわです(^^)
ジャズの歴史を知ってから聴くジャズは
一味違ったものになりそう。
そんなあなたにおすすめなジャズライブが
松本市内で開かれます!
『Special X’mas Live at 青木カフェ』(リニューアルオープン記念)
【日時】2024年12月12日(木)
オープン:17:30
ライブ:18:30~20:30
クローズ: 22:00
【場所】お堀と青木カフェ(松本市城東2-1-5/駐車場10台)
【金額】Music Chage: 3,500円
【出演】宮沢克郎(pf)&熊谷知子(Vo)
【演奏曲】クリスマスソング、ジャズスタンダード、オリジナルなど
★要予約:青木カフェ電話:0263-32-0053
今年のクリスマスはジャズで彩る♪のも良いですね♪
引き続き、まつもと日和 毎月第3火曜日 12時40分頃からは
ジャズ初心者あかざわがいろいろなお話を伺いますので
次回もどうぞお楽しみに♪(^^)/
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今日お送りした曲は
Prince – Kiss
Corey Hart – Never Surrender
Paula Abdul – Rush Rush
Enigma – Return To Innocence
Chic – Good Times
宮沢克郎『SCENE』より安曇野(リクエスト曲)
Cheap Trick – The Flame
John Waite – Missing You
荒井由実 – 中央フリーウェイ
松任谷由実 – サーフ天国、スキー天国
Hilary Duff – So Yesterday
でした♪